残留農薬の少ない野菜・果物リスト 〜環境ワーキンググループ・2023年度版〜

今年もEWG(環境ワーキンググループ)のクリーンとダーティーの非オーガニックの農産物リストが発表された。

EWGは毎年、米国農務省の最新データを分析し「クリーン 15」と「ダーティー 12」と称したリストを作成している。

これはは人気のある46種類の慣行農法の果物や野菜、46,569点におけるUSDAの残留農薬などのデータを解析したものだ。

残留農薬検査の値は洗浄や皮むき後の数値である。

現在、非有機食品の75%近くが残留農薬を含んでいることが報告されている。

EWGの基準はかなり厳しいので勘違いしてはいけないのは、ダーティーリストにある農産物でも食べないよりは食べたほうが良いということだ。

この点は私も過去に間違った認識をしていた。

特に成人の場合、非有機で残留農薬が検出されても、基準値以下であれば食べたほうが良い。

もちろんこれは新鮮な農産物に限った話であって、ダーティーな加工食品にはあてはまらない。

こういった情報を元にしてその都度ベストな選択をしようということである。

つまり、イメージとしては

自然>有機>クリーン>ダーティー>大きな隔たり>野菜・果物食べない

という感じである。

リストは以下の通り。
数字が増えるほど「クリーン」になります。


ダーティ 12

1 ストロベリー
2 ホウレンソウ
3 ケール、コラード、マスタードグリーン
4 ピーチ
5 洋梨
6 ネクタリン
7 りんご
8 ぶどう
9 ベル&ホットペッパー
10 チェリー
11 ブルーベリー
12 グリーンビーンズ

ダーティーとクリーンの間

13 トマト
14 冬かぼちゃ
15 セロリ
16 じゃがいも
17 チェーリートマト
18 レタス
19 みかん(タンジェリン)
20 きゅうり
21 ブロッコリ
22 ペポカボチャ
23 プラム
24 茄子
25 ラズベリー
26 グレープフルーツ
27 スナップえんどう
28 オレンジ
29 カンタループ
30 バナナ
31 カリフラワー


クリーン 15

32 ニンジン
33 スイカ
34 スイートポテト
35 マンゴー
36 マッシュルーム
37 キャベツ
38 キウイ
39 ハニーデューメロン
40 アスパラガス
41 スイートピー(冷凍)
42 パパイヤ
43 玉ねぎ
44 パイナップル
45 スイートコーン
46 アボカド

アボカドは皮が分厚いので毎年不動の1位。

トップ勢は分厚い皮を剥いて食べるタイプが多い。


出典:www.ewg.org

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